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ヒーリング 応用編

 私の周囲では、三月下旬(春分の日の前後)あたりから、具合が悪くなる方がいらっしゃいました。12月下旬に目まいがする方が増えたように、今回も根深い凝縮したエネルギーが、特に頭部から出ようとしていました。このようなエネルギーが出ると、鬱っぽくなったり、頭痛薬が効かない頭痛がしたり、目まいがしたり、イライラしたりします。

 このエネルギーの解放は根深いものをまとめて一気に出すことなので、本来はとてもありがたいのですが、エネルギーの質からみて、流れ出にくいので、どうしても開放・浄化するのに時間がかかります。つまり症状が長引きます。そこで少しでも軽減するのに役立てればと思い、ヒーリングの仕方をお伝えします。

 このサイトでも以前、何回()かヒーリングの仕方をお伝えしていますが、今回はその応用編としてお伝えいたします。基本は同じです。ちなみにこの基本のヒーリングは私がヒーリングを最初に習ったもので、「ネガティブエネルギーの除去」というものです。ハードルが高いと思う必要はありません。

 但し今回の応用編は、ネガティブなエネルギーを感じることができる必要があります。感じない人は無理に感じる必要はありません。普通に社会で生きていくためには感じない方が生きやすい場合が多いので、それはそれでラッキーだと思って良いかと思います。ただ、スピリチュアルに興味を持ってこのようなサイトを見ている方などは、感じる人の割合が一般の人たちよりも多いと思います。しかしあくまでもセルフヒーリングの為にお伝えしますので、他者にする場合はヒーリングの心得などを習ってからにしてください。またすべて自己責任でお願いいたします。


 まず痛いところに両手を近づけて、解放されようとしているエネルギーに触れます。基本形では、そのままつかんで抜き取りますが、凝縮した根深いエネルギーの場合は上手く抜けません。そこで、両手で触れたあと、そのエネルギーをゆっくり揉んだり、指先で布を手繰り寄せるような感じで、そのエネルギーを手繰り寄せます。そうするとエネルギーの密度が変わってくるのが分かると思います。濃密なエネルギーになってから抜いてください。この密度の変化を感じることがポイントになります。エネルギーによっては脈を打つように動いているような感じのものもあるかもしれません。

 今回のようなエネルギーの場合は、基本形のただ引き抜こうとするのは、腐ったものがあった時に、匂いだけを取ろうとする作業になっている場合がありますので、その匂いの元を探って行って取り除こうとするのが、今回のヒーリングになります。

 しかし、それでもうまく抜けないものがあります。その場合は車で左折するときのハンドル操作のように、反時計周りでそのエネルギーのねじっていきます。(※ヒーリングの基本でエネルギーを抜くときは反時計回り、エネルギーを入れる時は時計回りと教わったからですが、私の経験上今回のようなエネルギーの場合は、押し入れに一杯布団が入っている中の下の方から、上の布団が崩れないように毛布を引き抜くような作業ですので、回転の向きが間違っても気にする必要はありません。そのような基本を教わった方が安心するように、違和感を感じないように、一応教科書通りにお伝えしています。)ですからその場合、自分で頭やハートのエネルギーを抜くときは、自分から見て時計回りになり、下半身や自分の写真を見てする場合は左回りになります。

 同じエネルギーを触っても感じ方は人それぞれですので、自分の感覚で良いのですが、一応私の感覚を書いておきます。ねじっていくと急にスーっと軽くなったり、ねじっていくにつれてハンドルが徐々に大きくなるように増大したり、急に振動したエネルギーの塊が出てきたりします。

 また、抜いたエネルギーをガイドや天使など、高次元の存在に預けるのですが、エネルギーによっては光に変わりにくい感じがする場合があるかもしれません。その場合はそのエネルギーをパチンと両手で砕いてから、渡してみてください。イメージで良いです。ヒーラーの方がクライアントにしている場合は、拍手の音でリラックスできなくなりますので、その場合はできるだけ音を立てないように、両手ですりつぶすようにして預けてください。シューっていう音はしますが。

 世界情勢を見ても戦争の目も出てきましたし、不安定な状況は続いていきます。カルマの清算は益々ヒートアップしていきますので、このような状況の中で良い状態でキープするのは難しい人たちが増えていきます。その中で少しでも軽減できるように、お役に立てれば幸いです。