新燃岳の噴火に伴い、もしくは節分前後あたりから体調を崩している方が私の周囲には多く見受けられました。浄化のプロセスだと理解すれば、基本的にはアセンションに向けて順調に進んでいると思いますが、どうしてもその為にはハートを開いていく必要があり、ハートを開こうとする力が宇宙全体・内なる神からみなぎってきます。

　よくハートを開くというヒーリングなどがありますが、多くの場合は入り口を開けるような何かをしているものが多いと思います（勿論素晴らしいヒーリングも存在するでしょう）。ここで私が言っているハートは、自我から真我に至る道のようなニュアンスで使っています。例を挙げれば、我々のオーラは通常ゴミ屋敷のように、様々な穢れ＝ネガティブなエネルギーがたくさん詰まっています。ハートチャクラを開くというようなものの多くはゴミ屋敷の玄関を開けるようなもので、玄関を開けた途端にゴミが崩れて出てきますので、ある種の解放は起こりますが、それだけでは根本的な解決になりません。忍耐強く地道にお掃除していく必要があります。おそらく１０年前でしたら瞑想やヒーリングなどを通じて自らが潜在意識に深く潜っていき、それにつれて解放が、ゴミ屋敷のゴミがたくさんお掃除されていくというプロセスだったと思うのですが、現在はとてもありがたいことですが、アセンションのプロセスの中でゴミがドンドンと押し出されてきます。すると通常は咳や嘔吐、鬱のような症状、突然不安や怖れ、苛立ちに襲われる、ハートが痛み出すなどの現象が出てきます。


　そこで、その症状を少しでも軽減できるように、簡単なヒーリングをお伝えいたします。多くの人たちは主にハートチャクラのところかハートチャクラの上の胸腺のところからエネルギーが解放されます。エネルギーが分かる人はそれをしっかり掴み、エネルギーの分からない人は何となくイメージで掴み、それを引っ張り出すのですが、そのエネルギーの量が半端でないため、引っ張り出すよりは、「糸（い〜と〜）巻き巻き・・・」のように、両手で糸を手繰り寄せるような感じでグルグル回して引き抜いて下さい。上手く抜けると、巻いていた手が軽くなったり、自分の体の中にエネルギーや熱などの変化を感じたり、視界が明るくなったりすると思います。私の経験上、１００周くらい回しても抜けない人がいます。

　人によってはハートチャクラの裏つまり背中、もしくは肩甲骨の間辺りから出てくる人がいます。これは自分ではできないと思ってしまいますが、パソコンに自分の写真を出して、パソコンの裏側にまわり写真の背中のあたりを探ると何か出ていますので、それをグルグル同じように引き出すことが可能です。実際には時間と空間は幻想ですので、マインドの概念を外せば簡単にできます。実際にプリントされた写真だけでも勿論構いませんが、その場合は裏返しにしてテーブルに置いてすることが可能です。

　ただ、あくまでも自分用のヒーリングで、自己責任でお願い致します。他人のヒーリングも可能ですが、その場合はエネルギーを受けた受けないのような問題が生じてしまいますので。実際には神・仏・守護神・不成仏霊・生霊・ネガティブなエネルギーなどと言われているもの全てが、自分が創造した宇宙の中で起こっていますので、自分の宇宙の問題として処理するため、通常思っているような受ける受けないの問題は生じないのですが、自分と他人の分離がある場合＝現象界を真実の世界と思い込んでいる場合は生じてしまいます。

　ここでは何度も言っているように、これはあくまでも軽減であり、応急処置に過ぎません。また全ての人に効果があると言うものでもありません。マインドや感情がそのようなエネルギーに巻き込まれていくという仕組みを理解し、結局は瞑想などを通じてマインドを静かにしていく、自分の意識とマインドが一つとならないようにしていく必要があります。するとエネルギーの解放は起こりますが、エネルギーの流れとしてただ起こるのを見ていきます。川が流れて行くのをただ見ていくように、雨が降ったあとの濁った川をただ見ていくように、川に影響を受けず、静かな境地で見ていきます。ただし、上記のような症状が出た場合は、瞑想をしても上手くできないのが普通ですので、臨機応変に対応して下さい。幸せを感じられない原因の一つは、マインドが制御不能になり、それに巻き込まれていく（カルマのゲームに翻弄されてしまう）からですので、幸せになるために何が必要か、今という時期にどのような時間の使い方が必要かを自分なりに考えて、スピリチュアルな学びを続けて頂けたらと思います。