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浄化

 私たちは波動を上げていく時に、瞑想に深く入る為に、身体、感情、思考の浄化を行う必要があります。実際には全ての人たちが、人間関係や病気などを通じて学んでいるのですが、大抵の場合、そこに成長の為や浄化という観点はないと思います。
 しかし今や、地球の波動が上がり続けている為、世界的に異常気象が起こっているように、また国や会社の不正に光が当たり表面化しているように、全ての人たちも高い波動の影響を受け(美しい光が入り)、この浄化を何らかの形で、しかも急速なスピードで体験しています。そこで、この身体・感情・思考の浄化について簡単にまとめてみました。

≪身体の浄化≫
 ・良い水を多めに取る。
 ・深呼吸をする。
 ・大声を出す。
 ・ヨガをする。
 ・踊る。
 ・太陽、月、星を浴びる(自然のリズムを取り戻す)。
 ・ブロックを取り除く。ブロックが何故起こるかというと、例えば頭に来た時、我々はその怒りを大抵は押さえようとします。するとその怒りのエネルギーがブロックとして残ります。赤ちゃんや小さい子供は、その点自分の感情を体全体で表現して開放します。それらのエネルギーを子供のように何かしらの形で発散・変容をしないと、知らず知らずの間に体に溜め込むことになります。人によっては、突然身体に原因不明の痛みを感じる場合があります。ブロックが浄化されたがっているのかもしれません。
 OSHOは一週間に一度、30分間部屋に閉じこもって身体に好きなことをさせることを勧めています。これは大いに役立つでしょう。また、自分一人ではうまく対処できない人たちは、ヒーラーに相談するのも良いでしょう。

≪思考の浄化≫
 ・自分の思い・言葉・行為が全ての人に最高にして最善か常に考える。
 ・OSHOは真善美について常に考えることを説いています。またその為に、三つの方法があると言っています。
@純粋で真正な思考の側にあること。
A純粋で真正な人々の側にいること。
B最も重要で肝心なのは自然の側にいること。自然は決して不純の思考を持たないから。

≪感情の浄化≫
 ・神道の言葉では『生命(いのち)』、キリスト教では『愛』、仏教では『慈悲』の心を養う。
 ・見返りを求めない行為を常日頃から心掛ける。ゴミを拾ったり、石を脇にどけたり、世の中の平和をお祈りしたり等。
 
 そして、ここが大事なところですが、我々は会社や仲間など、関係が身近になるとどうしても合わない人、嫌いな人が存在しがちです。しかし世の中の平和のように、不特定多数の人たちにお祈りする時には純粋なお祈りができます。だから、不特定多数への純粋なお祈りをしていればそれで良いかと言ったら、実は自分の成長の為にはそうではありません。これはダライラマが仰っていることですが、まず、友人、敵、他人について同じように祈れることが大切です。世界の平和を祈り続けている人が、敵に対して感情を乱したり、自分の合わない人、嫌いな人たちに対して不可解な行動をしてしまうことをよく目にします。ですから、まず友人、敵(嫌いな人)、他人に対しての心を養うように心掛けましょう。

 狼に育てられた子供が話すこともできず、二本の足で立つこともできなかったように、多くの人たちは愛に満たされないが故に何かしらの歪みを持った被害者です。そして美しい輝きを内に秘め、無限の可能性を持った神様です。