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伯家神道Hakke shintou

 天武天皇が乱れた日本の国を建て直すときに、古から日本に伝わっていた教え(古神道)を、信仰として核心に持たなくてはいけないと気づきます。その時信仰を受け持つ官職、即ち『神祇官』を定めました。またその長官を『神祇伯』と言います。神祇官は、教義によって信仰を説くのではなく、宮中祭祀を司っていきました。これを称して伯家神道と言います。神祇官は白川家が相伝していったため、白川神道とも言われます。

 この神祇官は、国家神道に取って代わる明治時代に終わりを告げます。そして最後の神祇伯である白川資長郷が昭和三十六年に帰幽し、白川家は途絶えます。

  ところが、伯家神道で伝えられてきた貴重な教えは、井上正鐵(いのうえまさかね)や鬼倉足日公(おにくらたるひこ)らの精進によって今に伝えられております。


十種神宝御法


 伯家神道に伝わる教えは十種神宝御法というものが中心になります。『先代旧事本紀』(せんだいくじほんき)には饒速日尊(にぎはやひのみこと)が、天神御祖(あまつみおや)から天璽瑞宝(あまつしるしみずのたから)十種神宝を授かったと記されています。そしてその十種神宝を、自分の子供の宇摩志麻治(うましまじ)に伝え、その宇摩志麻治は神武天皇に献上します。

 よって多くの人たちは、この十種神宝とは十種類の宝であると思っていますが(実際に十種類の宝の絵が残されています)、我々に伝わる十種神宝御法とは、天皇が天照太神と御同体になられる行として伝わっております。それは、神人合一、即身成仏と目指すところは同じです。ただ日本に神代から伝わる法が十種神宝御法なのです。

 宮中祭祀を司っていた白川神祇伯王家(伯家神道)が明治時代に国家神道に取って代わり、また血筋も絶えたため断絶しますが、そこで免許皆伝を受けた井上正鐵により世に残ることになりました。

 
 これからの時代は、一人一人が天照大神として、世の中に光を広げる時代になります。
今多くの素晴らしい人たちが、この地球を高天原(天国、シャンバラ)にするために働き、または目覚め始めました。そしてそのために、古(いにしえ)からの素晴らしい教えも世に出始めました。

 ここひふみでは十種神宝御法の中で伝えられている一部を使って、お祓い・ヒーリングを行っております。