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霊峰・自然霊

 フランスにテロがありましたが、これからも様々な出来事によって世界中で変化が要求されてくると思います。そのためには、カルマの清算が怒涛のように押し寄せてきます。このように書くとネガティブな印象を受けるかもしれませんが、本来カルマとは原因と結果の法則で、良い悪いの判断は個人の基準にすぎません。

 我々の身の回りを見れば、美味しいものが溢れていますし、お洒落なレストランやカフェ、様々な娯楽、芸術スポーツなど、多様性だけでなくあらゆるものが洗練されてきて、我々を楽しませてくれます。

 宇宙の矛盾を地球で解決するということをここでも何回も書かせていただいておりますが、その逆も真なりで、あらゆる宇宙の良いものも地球で花開いていきます。スピリチュアルな学びをしていると自我をなくす、欲望を捨てるという学びに入る場合もありますが、『全ての人が神である』という教えも受けていますね。

 ですから地球に肉体を持つことが許された神が、この地球で無限の創造をしている、という捉え方もできるわけです。残念ながらオレオレ詐欺のような詐欺の手口も、つまり犯罪なども多様化、複雑化しているように、良い悪いではなく、あらゆるものがそのような流れを進んでいます。

 大切なポイントはそのようなことが起こっているのは、地球がアセンションに向かって進んでいるということですので、ニュートラルな感覚を身に付けていただきたいと思います。

 日本の色々な土地に行って感じることは、エネルギー的にはとても良くなってきていることです。以前は暗く、圧迫するような雰囲気の土地も、全てとはまだ残念ながら言えませんが、一部は徐々に膜が取れていくように変化していると思います。ただ、中国等からの大気汚染により五感では感じ取りにくいかもしれませんが、これが10年前のレベルに戻れば、かなりスッキリ感じると思います。エネルギー的に感じることができない場合でも、時間が益々あっという間に進んでいるという感覚で、アセンションが進んでいると捉えられると思います。

 パワースポットブームの頃から、かなり聖地が動き始めてきました。霊山と言われている山も目覚めはじめ、そのエネルギーが広範囲に広がり始めているからです。そのため、一部の地域ではパワースポットからパワーエリアへと変化しています。

 話が少し戻りますが、フランスのテロは、キリスト教徒とイスラム教、欧米と中東、民族などの根深いカルマがあります。ですので、日本はカルマ的には少ないのですが、世界の雛形である日本が真実であるならば、日本で起こることは世界で起こり、世界で起こることは日本で起こる、と言われているように、そのカルマ、この場合はネガティブなエネルギーを日本が受け持つことは十分に考えられます。実際には世界中の様々なエネルギーを既に受け持っていて、一部の霊峰・自然の神々・精霊たちはとても頑張ってネガティブなエネルギーの一部を浄化しています。

 今の世界情勢の変化とスピードを見ると分かりやすいと思いますが、エネルギーの変化もダイナミックにそしてスピードアップしています。その為自然の神々・霊峰の手助けができる、常に微調整できる、地元に密着したライトワーカーがどうしても必要になります。「実際には、少数の聖者が世界を守っている」と和尚が言うように、究極的にはあらゆる次元を網羅できる真我実現した人が必要ですが。


 スピリチュアルな学びをしていると、多くの人たちを目覚めさせたいと思いますが、ある聖者が言うように「あなたはそんなことを言っているけど、求められたのか?」と言うことが大事で、多くの場合は温度差が違っているので、鬱陶しいと思われてしまう経験がおありだと思います。またスピリチュアルな目覚めをしているから、霊性修行が進んでいるというわけではありません。それぞれの役割があるだけで、多くの人たちは地球と共にアセンションしていきますので、痛みが出来るだけ少なくスムーズに進めるために、霊峰をはじめとした自然の神々と、一言でいえば地球と協力できる人がどうしても必要になるわけです。究極的には、協力ではなく、自分の体の怪我や病気を手当てするように、自分の宇宙を修復していきます。つまり、自分と他人の壁、自分と宇宙の壁を越えていないといけないわけです。よくスピリチュアルの世界では、「人類の目覚めが遅れている」と言われることがあると思います。真我の立場から言えば、全ては最高のタイミングで完璧なので問題はないのですが、上記の言葉に当てはまるのは、地球を助ける、自然の神々と共に働くために来た人たちの目覚めが遅れているということになります。何故なら、多くの人たちは地球と共にアセンションする役割ですので、それぞれのカルマに応じて、地球もしくは宇宙のエネルギーに反応し、順応して進んでいくからです。

 そして激しい浄化、もしくは悪いニュースなどに目を奪われがちですが、実際には日常の中に幸せを感じながら生きている人たちも既に増えはじめています。

 それでは最後に自然霊とどのようにして深い関係になっていくかということですが、日本人は本来そのような能力に長けていると言われています。農家が作物の言葉を聞いたり、酪農家が牛の気持ちを理解したり、大工が木の言葉を聞いたりすることと同じです。
 瞑想をしたり儀式をしたり、過ごし方は色々あると思いますが、まずは何度も足を運ぶということになります。また台風が来たり、雷が異常になっていたりする場合、雨の神、風の神、雷の神に意識を合わせ瞑想することも効果的です。「地球の浄化に私が必要ならば、自由にお使いください」という気持ちで明け渡します。厳しい言い方ですが、自然霊と共に働く場合は、その役目にふさわしい存在にならなければいけませんので、どうしても日々の霊性修行が必要になるわけです。

 地球の変化や動きを色々な角度から見る練習をして、自分の役割を進めて頂けたらと思います。