２０１２年の１２月に近づくにつれて、アセンションに関して様々な情報が益々飛び交ってくると思います。私はスピリチュアルに関しては、悟り以外の教えはあまり見ませんが、お客様からブログ等に掲載されている色んな情報を聞くことがあります。個人的には不安や恐れを煽るようなものは、ほとんど興味がなく聞き流しますが、その中には、大災害的なことを大々的に発表して外れることがあると思います。しかし、それは多くの人たちがそのことに関して拒否反応をすることによって、本来起こるべき災害のエネルギーを変化させている場合もありますので、一概に当たったとか外れたとかは断言できません。それぞれが役割で、それぞれの学びがそこにあるとしか言えませんが、無駄に不安に思って生きていく必要もありませんので、今ある学びをしっかりと続けて行って頂きたいと思います。結局は災害などは病気と同じで、日常の節制が大切です。日常における愛のエネルギーの積み重ねで、災害は徐々に減っていきます。

　聖者であるアンマの言葉は参考になると思いますし、アセンションに関して地球滅亡のような情報で不安に思っている方々は、ある意味安心できると思います。

　ただし、浄化のプロセスは加速していきますので、現象としても様々なことが、今までも起こってきましたし、これからも起こると思います。特に、

・５月６日　　ウエサク祭
・５月２１日　金環日食
・６月４日　　部分月食
・６月６日　　金星の日面通過（次回は２１１７年）
・６月２１日　夏至
・７月１５日　木星食
・８月１４日　金星食（２３年ぶり）

と大きなエベントが続きます。２０１２年は天体ショーの当たり年ですので、エネルギー的にはダイナミックに動くことも予想されます。個人レベルでも、一時的な体調不良や情緒不安、うつ病、何かしらの出来事があるかもしれませんが、ある程度はそういう時期であると知って、パワースポットに行ったり、場合によっては助けを求めたりして、対処していただけたらと思います。

　余談ですが、７月２７日のオリンピックの開会式は、世界中が一つの式に注目し楽しむイベントですので、とても良いエネルギーが動きます。この時に合わせて瞑想をする人たちもいるくらいですので、上手く活用してみてください。


　最近は日本でも台風のような天気や竜巻など起こっています。日本で最も古い祝詞である大祓祝詞に、地球の浄化のプロセスで必要な流れが書かれています。簡単に要約すれば、悪いエネルギー（罪穢れ）は海に運ばれ、海がそれを飲み込み、風が吹き、物質世界以外の悪いエネルギーも綺麗になり、全ての穢れは一掃されると。
　別の考え方ですと、土水火風空（ちすいかふうくう）というように、全ての領域での働き、もしくは浄化が進んでいます。火の一つは火山もしくはマグマになりますが、噴火が起こるかどうかということではなく、マグマも活性化して、地中に溜まったネガティブなエネルギーを一生懸命浄化しています。マグマの活性化だけが原因ではありませんが、大地のエネルギーの変化等により、水源の水の味が変わってきているところがあります。

　浄化のプロセスでは、地球も本来の美しい姿に戻ろうとするバランスが働きますので、今までと同様に様々な自然現象が起こるとは思いますが、たとえ現象面では何も起こっていなくても、エネルギーレベルで変化が起こっているとき、そこに住む人たちは何かしらの影響を大なり小なり受けていきます。そこで、突然家族や会社の人たちの中に、怒りっぽくなったり、理不尽なことを言い始めたりして、周囲の人たちを今以上にかき乱すようなことが起こるかもしれません。

　神を電気に、人を電化製品にたとえると、洗濯機がテレビにならないように、電気が流れたらそれぞれの役割・カルマに応じた行動をとってしまいます。人にはカルマに応じたソフトがあって、ある条件でそれが起動（カルマが現象化）してしまうだけですので、個人を責めることなく、より大きな視野に立って慈悲の心で見ることができるように練習していただけたらと思います。

　また、自分自身の感情も乱れることがあると思いますが、それを無理に抑えようとするのではなく、怒りや悲しみ、憎しみ、絶望、諦めなどが起こることは自然なことで悪いことではありません。その感情の行く先を変えてあげればよいですので、自分なりのストレス発散法を見つけて、できるだけ心身の負担をかけずに浄化のプロセスを乗り切っていただきたいと思います。ここでの大切なポイントは、悪くなる前に見つけておくことです。行うことは、大雑把に言えば、深呼吸、適度な運動、体に良い飲食をすることです。


　浄化では、自分で浄化できるもの、自分ではできないもの、エネルギーレベルで浄化できるもの、エネルギーレベルではなく実際に人間としてしなくてはならないものがあります。以前も書きましたが、スピリチュアルの学びをする人で、現象界がおろそかになってしまう方がいらっしゃいますので、今ある人間関係で愛と許しの学びをしっかりと進めて行っていただきたいと思います。