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未来は決まっているのでしょうか?当然その時点において、最も起きるべき可能性の高い未来は存在します。しかしそれはあくまでも可能性の問題に過ぎません。実際には神様だって未来は分からないのです。例えばライトボディーによるアセンションは失敗に終わったと言われています。そして世界中の神話の中に神様の失敗談があると思います。当然日本の古事記にもあります。日本の神様の中で最高の知恵者と言われている思兼神(おもいかねのかみ)は、天孫降臨の際、八百万の神たちと何度も会議を開いてその方針を決定しますが失敗を続けます。実際は失敗ではなく、全ては成功の為のプロセスだと思いますが、神様たちだって、その中でも最高に知恵ある神様でも失敗をするのです。未来を読みきれないのです。何故かと言えば、未来は決まってないからです。
神道には『仲今(なかいま)』という言葉があります。今に全てがあります。よく言われていることですが、過去を悔やむことは、今というこの瞬間に後悔の種を植えることになります。将来を不安に思うことは、今というこの瞬間に不安の種を植えることになります。そして悔やみ続けることは、不安に思い続けることは、その種に水と肥料を与えることになります。そしてあるとき、その種は花を開きます。不安が的中したりするでしょう。ですから常に、今現在の思い・言葉・行動を愛に満ちた、前向きで、調和的なものにすることが、美しい未来を築く事になります。
しかし私たちは長い間、コントロールされやすいように、霊性を鈍らせる為に、恐れや不安、習慣、制度というものでがんじがらめになっています。これを自ら意識的に方向転換していく必要があります。自分の頭の中に人の悪口や批判が浮かんできたら、嫌われ者の悪口を皆で言い合っていたら、不安が顔を出してきたら、『今ネガティブなエネルギーが出ている』と、『こういった思いや行いは、私の未来を美しくしない』と自覚することが必要です。まずは自覚することです。そうすると徐々にではありますが、変化が現れてきます。時間の流れ、密度が変化している今は、特にそうです。原因に対する結果が直ぐに現れてきます。これを最大のチャンスと捉えたいですね。
美しい未来を自分で築いて行きましょう。まずそう意識する事で、今現在に新たな流れを生み出して行きます。
その為に、すべてがうまくいく「やすらぎ」の言葉という本は参考になると思います。