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『大和の国は言霊の幸(さきは)う国』
言霊といえば必ずと言っていいほど、万葉集のこの言葉が引用されます。新約聖書(ヨハネによる福音書)にも『初めに言葉ありき、言葉は神と共にありき、言葉は神であった。』と記されています。また神道では、「ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・・・・」一言一言全てが神(=高次元の働き)であると説きます。
私達はたった一言で、今まで仲の良かった人との関係を壊したり、たった一言で、絶望のどん底にいる人を救ったりすることができます。言葉には生命が宿るのです。また同じ言葉でも、心のこもった一言と心のない一言では重さが違います。つまり私達は、言葉によってある種のエネルギーを自由自在に創り出すことができるのです。昔の人達はその怖さを知っていた為、『汚い言葉を吐いたらいけない』と教え諭したのです。逆に江本勝さんは、『ありがとう』と水に感謝を奉げることによって、水の結晶が美しくなるということを実証しています。
ですから食事の時も、感謝の心を込めて『いただきます』と唱えてください。信じられない話ですが、この感謝の気持ちによって、私達はその食べ物の栄養の摂取できる比率が全く変わってくるのです。
それでは言霊を最大限に効果があるように唱えるのにはどうしたらよいのでしょうか?
それはお腹のそこから、体全体に振動が行き渡るように唱えることです。しかしこれを会得するには訓練が必要です。声楽を学んでいる人たちには、それがどういうことなのか良く実感されていることと思います。厳密にいえば、そういう体を作らなくてはいけませ。スピリチュアルの事を(ヨガ・瞑想・・呼吸法等)学んでいくと、高次元と波長が取れてくるため、今まで使われていなかった脳が活性化してきます。そうすると頭の形が変わってくるのですが、それと同じように言霊を練習していると、それに相応しい体が出来てきます。私が自分の言霊に自信がもてるまでには、神社で二年ほど修行が必要でしたが、神社に修行に来る人の中には、天性のものなのか、部活や武道で鍛えたものなのか、客商売で大声を出しているせいなのか、素晴らしい声の持ち主が時々見受けられました。
それでは最後に、神はこの世の中を、一体どのように創造していると思いますか?
実はそれが『音』なのです。音を使って創造しているのです。原子を今の形に留めているのも音の働きです。いずれ音と幾何学を使って、人は物質を変える事ができるようになると言います。
そして、忘れてはいけないことは私たちも神なのです。
人間の発する音、それが言霊なのです。