熊本地震発生より、多くの方々からメールやお電話を頂きました。お心遣いありがとうございました。幸い私の地域は被害は少ない方でしたが、テレビで全国の方々が目にする益城町や西原村の一部は壊滅的な被害を受けております。今現場で必要なものは、人的援助、住宅、心のケア、医療、経済的支援だと思います。おそらく皆様がこのサイトで期待する内容は、被災者にとっては何の助けにもなりません。

　しかし私が感じていることを知りたい方がいらっしゃると思います。私はスピリチュアル系のサイトはほとんど見ません。既に様々なサイトで様々な内容が書かれていると思いますが、このサイトも含め鵜呑みにすることなく、しっかり吟味して受け取って頂けたらと思います。特に不安や恐れをあおるもの、選民思想的なもの、災害などが起こると必ず出てくる陰謀論は、愛の学びをする人たちにとっては無駄な寄り道になる場合が多いのですので、そういうものに興味があるという自分のカルマに目を向けて頂きたいと思います。


　今回の地震で最も特徴的なことは、日本の中でも良いエネルギーの地域で起こったということです。私はよく、「パワースポットは何処が一番お薦めですか？」と聞かれます。エネルギーはそれぞれ違いますので、どこが一番かはありません。それぞれその場所に必要なエネルギーがあります。しかし、聞かれたことはありませんが、もし「どこが一番聖地のエネルギーが広がっていますか？」と聞かれたら、阿蘇から九重、湯布院を中心とするエリアですと答えます。私は日本津々浦々行っているわけではありませんし、一年経てばエネルギーの変化は当然ありますので断言はできませんが、おそらくぶっちぎりだと思います。ですから私はこの地域がダメなら、アセンションなんて言ってられないだろうくらいに思っていますので、中長期的には楽観しています。

　この地域の霊山である、阿蘇山・久住連山・由布岳はしっかり活性化しており、自然の精霊たちは生き生きと輝き、大地のエネルギーは脈々と流れています。今回は主にそのエリアで起きているということになります。ですので、浄化という一言で片づけることはできません。それ以上のことが起きている、もしくはそこでなければ起こせないものがあったと考えることができます。

　私がスピリチュアルの学びを始めた頃、「世界にあるピラミッドは阿蘇山の模倣」と教わりました。阿蘇山はピラミッドの原型になります。ピラミッドは地球の縮図であり、地場調整装置でもあります。こういったことは現時点では確かめようがないので、真実かどうかは分かりませんが、もし真実であるならば、アセンションは既に進行形で進んでいますが、今回の地震は次のステージの始まりだと思います。

　実はそう感じるもう一つの理由があります。私が気付いたのは3月に入ってからでしたので、もしかしたらもっと前かも知れません。九州以外も含めまだほんのいくつかの聖地にですが、皆さんに分かりやすい言葉でいえば、新しいより高次元の神が降り始めています。ちなみに私はより高波動のエネルギーがそこにあると感じています。

　上記の図は、波動が上昇するプロセスの一つです。ある場所のエネルギーがAのレベルの時、より高い波動のBの存在が起こります。これはパワースポットかもしれませんし、聖者のような人かもしれません。するとBによってAのレベルは引き上げられていき、ある時間をかけてその地域はBが基準のレベルになります。左から3つめの図の状態の時、Bという聖地には神がいないとか、あのパワースポットは大したことがないと感じてしまう人がいます。

　これを何度も何度も繰り返しながら、徐々にその地域の波動を上げていきます。今は神社に行っても神の名前にこだわる必要がないのはその為です。ですから、常により高次元の神が代わる代わる来ているとも言えますが、今感じるのはCを飛び越えて、EかFがいきなり来たような急ピッチ感があるからです。


　地震後のエネルギーですが、大分落ち着いてきた感じはしますが、まだ大地のエネルギーは不安定ですし、刻々と変化しています。しかし、阿蘇山も久住連山も由布岳も、エネルギー的には相変わらず良いエネルギーを放っています。自然霊たちも元気です。勿論私が全てを感じているわけではありませんが。

　私は未来のことは全く分かりません。しかし、もし一段と急ピッチに進むとしたら、様々なカルマが一気に現象化（悪いものだけではありません）してきますし、肉体レベル精神レベルでも新しい地球に合ったものを強いられる場合があります。今回被災した熊本の若者たちの行動は本当に素晴らしいものが多いです。まだまだ不安や恐怖、絶望、苛立ちなどのエネルギーがたくさんありますが、それ以外にも奉仕の精神、助け合い、分かち合い、コミュニティの一体感、感謝の気持ちなど良いエネルギーも同時に生み出されています。そういったエネルギーも阿蘇山を通じて世界に伝播しやすいとも言えます。

　今回の地震の地域の中で、特に阿蘇は九州北部豪雨、阿蘇山噴火、今回の地震と立て続けに被害にあっています。（地水火風の４大元素とみることもできます）。最も活性化している場所であるからこそ、大きい被害ではありますが、それでも抑えた被害でエネルギー変換をすることができていると個人的には考えています。

　そうは言っても、観光業は大打撃を受けています。外国の方や九州外の方を呼び込むのはしばらく難しいでしょう。経済的精神的に余力のある人たちが落ち着いたら意識的に出向いて欲しいと思います。