電話でのご予約・お問い合わせは
TEL.096-368-9808
最近、国家間もしくは宗教的、民族的な争いなどが益々増えてきていますね。そのようなことも関係していると思いますが、政治、国際情勢、経済などについて質問されることが増えてきています。国・人それぞれ立場がありますし、守るべき家族もあるでしょうから、どちらが正しいとか間違っているということはありません。それぞれの役割を演じていきます。
質問の中で多いものが、安倍政権、集団的自衛権、原発、中国や韓国との関係です。私は専門家でもありませんし、答えを知っているわけでは勿論ありませんので、あくまでも一つの考え方、もしくは情報の受け取り方として捉えていただけたらと思います。結論から言えば、すべては真我・神・愛を土台として起こる創造ですので、何も問題ありません。ただし、この境地は無限の創造=幻想である、ということを疑いのない真実と知ってはじめて言えることになります。
質問される方にも、たとえばTPP賛成反対などの様々な立場あるでしょうから、それぞれの信じる意見をもっていれば良いと思います。すべての人を満足させる方法はありませんので。しかし、テレビや新聞の報道にあまりにも影響を受けている方がいらっしゃいます。マスコミにも様々な立場がありますし、スポンサーとの関係もあるでしょう。今はインターネットでかなりの情報が集まりますが、その情報すら意図的に操作している場合もあります。情報が氾濫する今だからこそ、様々な情報を自分なりに吟味して受け取る能力が必要になってきます。一つ例を挙げておきます。(※先日も朝日新聞が従軍慰安婦の強制連行の虚偽を認めましたが。)
「福島第一原発所員の9割が待機命令を無視して逃げた」というスクープがありました。
しかし、「死の淵を見た男」の著者門田隆将氏は反論しています。
スピリチュアル的な情報もそうですね。ネットで様々な情報が飛び交いますが、どれが正しいのか分からなくなってくる場合があると思います。実際には、すべての情報がそれを受け取る人に学びを提供していますので、学びのためということであれば、関わる人には必要な情報であることになります。ただし、真我実現を目指す方にとって、サイキック能力開発は、行先の違う電車に乗ることになりますので(どちらが優れているとか、正しいということではなく、ただ単に行先が違うということです)、行先を知らないまま乗り続けるか、途中で気が付いて乗り換える必要があります。出来るだけ無駄なく目的に行くためには、電車に乗る前の情報や、行先を知っているガイド(聖者など)の言葉の受け取り方が大切になってきます。
話を戻しますが、尖閣問題において、今現在のような問題になる前に、元沖縄自衛官の人から、「中国がマジやばいんですよ」と聞かされていました。詳細は忘れましたが「へ〜、そんなことになっているんですか」と言ったことを覚えていますので、現場で感じる危機感と、我々が知っている情報とのギャップを感じました。
安倍政権の集団的自衛権の容認も、アメリカが財政難により軍を縮小せざる負えない状況ですので、中国で経済破綻が起こった場合(もう始まっているという説もありますが)、もしくは中国が国内の不満を対外進出という手段で治めようとする場合、現在の中国共産党は国際法を守らないのですから、最悪のことを考えて対処する体制を整える必要があると思います。安倍首相もはじめは憲法改正を唱えていましたので、おそらく何かしらの危機が考えられるために、憲法解釈で進めるしかない状況になってきたのだと思います。中国の共産党党員ですら自分たちの財産と家族を海外へ移していますし、香港の財閥も財産の引き揚げを急いでいますし、アメリカも人を中国本土から引き上げ始めているとも言われています。
個人的には安倍首相が唱えている、「戦後レジームからの脱却」「強い日本を取り戻す」はとても大切なことだと思っています。日本はアメリカから、「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」により、戦争における罪悪感と間違った情報を植え付けられ、日本人の精神性を弱めたといわれています。ロシアのバルチック艦隊を撃破することにより有色人種に希望を取り戻し、インド洋でイギリスの艦隊を撃破するなどして、欧米によるアジアの植民地を解放していった日本は、人種差別の激しい時代に、列強各国からしたらムカつく相手だったと思います。日本に罪をすべて押しつけ、憲法9条で戦争をできない国にし、精神的ダメージを負わせようとしたのも当時の価値観からしたら当然です。
しかし時が経つにつれ結局は経済でも抜かれてしまいますね。これほどお金を世界中に提供し、だまし取られたりしながらも、なお世界で一番のお金持ちの国です。しかも貸したお金の取り立てをしないのも日本の特徴のようです。搾取によって豊かになろうとする国(このカルマがとても大きいのですが)と、働いて豊かになろうとする国の違いは想像以上に大きい違いがあります。その日本の豊かな資金を戦略的に奪いにくるアメリカと資金提供を願い出る国がありますので、安倍政権のかじ取りが見ものですね。
原発問題ですが、野田元首相がオバマ大統領にシェールガスを分けてほしいという申し出を断られてから、足元を見られて天然ガスを高値で買わされているのが現状のようです。反対派は動かしていない今でも電力は足りていると言いますが、電気料金が上がっていることは事実です。一般家庭でしたら少しの負担ですみますし、安全ならそれもやむ負えないと考えている方もいらっしゃると思いますが、電力をたくさん使う工場や販売店などは死活問題になります。高いお金を払っても安全をとるのか(ただし、原発は止めたから安全というわけではありませんが)、震災は400年に一度とも1000年に一度とも言われていますが、400(1000)年だから次世代の電力供給ができるまでは大丈夫だろうとみるのか、いや明日にも来るかもしれないとみるのか、400(1000)分の1の確率をどのように捉えるか、つまり個人的な性格や従事している仕事、電力の経費などの問題により立場が変わってきます。
また国際情勢が予断を許さない今、シーレーン(海上交通路)の問題もあります。日本には半年分の石油の備蓄があるとはいえ、現時点では先が読めない状況の中で、あらゆるリスクに備えるために最善の方法をとる必要があると思います。
中国や韓国との問題においてですが、たとえば韓国は、日本併合時代(植民地ではない)から独立した時に、李承晩大統領が反日体制をとりました。近年になっても「日本の併合時代は良かった」と言った老人がたたき殺される事件がありましたし、「竹島は日本の領土」「韓国の経済発展は日本が支えた」とネットに書き込んだ13歳の少年が逮捕されています。つまり言論の自由がありませんので、親日派の意見があまり入ってきません。
しかし、今湯布院などは韓国人がとても多く訪れています。ここ2、3年特に多く感じます。ちょっとしたブームのようです。本当にそこまで嫌いだったら来ないと思いますので、政治的な問題と、一般的な人たちの価値観の違いを考慮に入れる必要があります。ネットの普及がとても大きいと思いますが、若者は、文化、芸能、スポーツなど、歴史的な遺恨よりも娯楽・楽しいことで益々結ばれていくと思います。
実際に世界中で日本のアニメや漫画が読まれていますね。教育やメディアによる情報操作ではなく、娯楽の中で日本の価値観が若者に浸透していくことはとても自然でよいことです。地球がアセンションしていくにはどうしても日本スタンダードが広がる必要があります。ドラゴンボールのベジータや、北斗の拳のラオウやワンピースのように、憎むべき敵がいつの間にか良い奴・仲間になってしまう価値観ですね。
人との付き合いに置いても、相手を知ることで見方や対応に違いが出てくると思います。その人の性格や行為だけで判断してしまうと、感情的になってしまう場合がありますね。たとえば、小学校などで暴力を振るうようないじめをする子は、親に体罰を受けている場合が多いように、より深いレベルで見ていく必要があります。国家間の付き合いも同じで、相手の国を知るということがとても大切になってきます。国民性や民族の歴史、教育などを知ることで、対処の仕方や理解に変化が出てきます。通常は日本人の価値観で相手を判断してしまいますね。自動販売機を何処にでも設置できる国、無人販売のある国、震災のようなことが起こっても略奪が起きない国はほとんどありません。
今は中国や韓国の悪口を書いた本が売れるそうです。面白いもので、近年の韓国と中国のお蔭で、日本人としての目覚めが促されているのも事実ですので、すべては役割としてみていく必要がありますが、最終的には地球は愛の星に向かっていきますので、スピリチュアルな学びを志す者たちは、ネガティブなエネルギーを発しないことが大切ですね。つまり「あるがまま、判断しない」「すべては神の創造であるから、神を信頼し、全てを神に委ねる」と言うことです。しかし、我々のマインドが勝手に反応し、感情が乱されてしまいますね。最終的には瞑想などを通じて、反応しないマインドを作る必要がありますが、その前段階として、マインドが納得していないので乱されますので、納得させるためにはある種の情報が必要になってきます。そこで今売れていますが、シンシアリーや石平氏の本は、韓国や中国を内情から知るのにとても役に立つと思います。
今は地球全体が急速に変化していくプロセスですので、創造の前の破壊、混沌は必ず起こります。つまり破壊をする働き、混沌を生み出す働きをする役割の人・国がありますし、個人的なカルマだけではなく、国家レベル、民族、宗教的なカルマなどが次々と現象化していきます。この現象化は天変地異と同じでバランスをとるために必要なことですので、まずそれを受け入れたうえで、調和を生み出す働きも同時に進んでいますので、片側からの情報だけに左右されないように、広い視野に立って見る練習をしていただけたらと思います。