あくまでも私の感覚ですが、１月に新燃岳が噴火する前あたりから、阿蘇山や雲仙岳などの目覚めている霊峰たちは、高い波動で周囲を照らしつつ、地球にあるネガティブなエネルギーの放出を急ピッチに始めたように感じました。おそらく目覚めている霊峰たちは全国的にそうだと思います。

　「天変地異は人間の不徳によって起こる。そんなことは明らかだ。」というようなことを弘法大使も言っているように、天変地異は人間が生み出したネガティブなエネルギーを浄化するときに起こると言われています。世界中で噴火・竜巻・地震・水害などの災害が起こっているように、現象化するものも勿論ありますが、本来現象として起こるべきものが、エネルギーレベルでの浄化がかなり進められ、地球が益々輝きを取り戻すつつあります。


　同じように、人間も潜在意識にある抑圧したエネルギーを解放しようとしています。ヒーリングをさせていただいて感じることは、個人レベルでも今現在はハートや頭部からかなりのエネルギーが解放されています。頭や胸の内側から圧迫されるような感覚がある方が増えていると思いますが、どんどん出てきます。ある程度気の流れが整っている場合は、上手く流して解放できますが、そうでない場合は偏頭痛がしたり、目や耳の奥が痛かったり、めまいがしたり、嘔吐・咳・たんなどが出る場合があります。またうつ病・イラつき・人間関係のこじれなども起こってきます。（全てエネルギーレベルの浄化で片付けないで、場合によってはしっかりと病院で検査を受けて頂きたいと思います。）


　聖者が言うように、「まず自分が病人だと知ること。次に良い医者を見つけること。良い医者を見つけたら医者の言いつけをしっかりと守ること」が必要です。つまり状況によっては、助けをしっかりと求め、真剣に治そうとすることです。

　助けは信頼できる人でも良いですし、神様や仏様でも良いです。結果を自分の思い通りにしようとする自我の祈りではなく、結果を期待せず全てを神や仏に委ねて助けを求めてみて下さい。『求めよ、さらば与えられん』で、真剣に助けを求めたら、必ず導きがあるでしょう。


　何度もここで書かせていただいておりますが、人生の中で溜め込んだ感情のエネルギー・先祖の因縁・過去生だけでなく、何万年、何十万年にわたる魂のカルマなど（個別化した魂のカルマ）、とてつもない量のエネルギーのバランスをここ何年かで一気にやらなければなりません。人によっては、カルマがもともと少ない人、ネガティブなエネルギーに対してあまり影響を受けない人など、皆が同じであることはないのですが、全てをこの地球で愛に変えようとする壮大な試みですので、ある程度の心身の痛みは耐え抜かなくてはなりません。

　そうは言っても、現時点での問題は、人によってはある程度ではすまないことです。忍耐力との勝負になりますが、このアセンションが進むにつれて忍耐力もなくなっていくのが通常ですので、非常に難しい問題になってきています。以前でしたらリラックスする時間をとって・・・なんてことを言っていましたが、人によっては解放するエネルギーが多すぎて、もしくは周囲の不調和なエネルギーの影響を受けすぎて、リラックスできない、瞑想が深く入れない状況になってしまう場合もあります。それは解放されるもしくは周囲のエネルギーに思考と感情が引っ張られている状態になりますので、そのようなときには無理に瞑想をすると、ネガティブな思考が渦巻いてしまい逆効果になってしまう場合もあります。静的なものよりも、自転車や自然の中をトレッキングしたり、カラオケで歌いまくったりする動的なものの方が解放の効果があるかと思います。

　このサイトでは、真我＝愛＝神（仏）＝普遍意識の学びをしていますが、『全ては貴方のマインドが生み出したもの』『全ては夢と同じく幻想だ』『実際には何も起こっていない』などの真我のレベルからの真理が重荷になってしまう人たち、もしくは時期がありますので、自分の状況を理解して、（特に真面目すぎる人は）臨機応変に対応して頂きたいと思います。

　また、既にハートが開いている＝自分では当たり前と思って意識していないが普遍意識に目覚めている子供たちが増えてきています。自分が子供時代の頃には思ったこともなかったような真理の言葉を、子供が語りだす場面に遭遇すると思いますが、そのようにこの地球には希望も満ち溢れていることも理解して、激しい浄化のプロセスを乗り切っていただきたいと思います。