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地震に寄せて

 『東北地方太平洋沖地震』について、アドヴァイスを求められることがありますので、ここで私なりの考えを書かせていただきます。

 多くの人たちの命が失われる、このような想像を絶する規模の災害が起こったことで、絶望や悲しみ、不安などの感情のエネルギーが日本全体を覆っています。一部の人たちはそのエネルギーに影響され、情緒不安定になることがあります。特にアセンションのプロセスが進んでくると、自分と他人との境がなくなり、我々は一つであるという時代になってきますので、現場にいなくてもその感情をダイレクトに感じる人が増えていると思います。そのような感情に乱れている人たちが今すぐに落ち着くことは難しいかもしれません。あまりにも膨大なエネルギーのため、何時このエネルギーが落ち着くかは予想も付きません。今は被害者と同じように、歯を食いしばって耐えるしかありません。逆にその為に意識の変化、目覚め、奉仕の思いも起こると思います。


 「日本は世界の雛形」という視点から見たら、アフリカで起こったことと、新燃岳の噴火がリンクしている(※あくまでも無数にある原因の一つ)ように、日本からエネルギーを送ったり、世界で起こる未消化のある種のエネルギーを日本でバランスを取ったりする必要があります。特に地球の創生に携わったといわれている日本の神様(正確には日本で知られている神様で、日本や日本人だけに関係しているわけではありません。)が働き出した現在、そのような流れは顕著になるでしょうし、避けられないと思います。

 サイババはかつて「何故日本人ばかり贔屓するのですか?」と質問されたときに、「日本人は霊性が高い。日本人が目覚めなければいけない」という意味の言葉を発しました。これは日本人は特別だという自我を助長する言葉はなく、地球に対して責任があるということです。日本人の目覚めがアセンションに大きく関わっていると一説では言われていますので、この地震はその為の大きな転換期だと思って、前向きに進んで行く必要があると思います。


 『今私に何ができますか?』という相談が多いように、何かしなくてはいけないという思いを強く抱く方が多いと思います。その中で、亡くなった方々を天国に導くことが必要ですが、原発に対しては、どんなに心配になっても原発の専門家に任せるしかないように、できる人たちが既に行っておりますし、任せれば良いでしょう。各々が今いる場所でできることをしてあげて下さい。節電や祈り、義援金などできることはいくつもあると思います。助け合いの精神、無償の奉仕です。

 そして乱れた心が落ち着いたら、その思いを忘れずに真我に向けて頂きたいと思います。真我に目覚める人が増えれば、日本は安定します。日本が安定すれば地球は安泰です。日本人としての役割を思い出し、それを実現するために、真剣に真我実現を、天照大神を目指すことを願っております。