電話でのご予約・お問い合わせは
TEL.096-368-9808
私の周辺では、10月下旬から激しい浄化の波にさらされ始め、多くの方々からヘルプを求められ、12月現在も続いています。状況としては、前回ここで書かせていただいた内容に近いです。より深い潜在意識にも光が入り始め、多くの解放が為されていると思います。症状的には軽い鬱病のように、外に出たくなくなったり、人と会うのが億劫になったり、またイライラしたり、不安に襲われたりしているようです。人によっては問題が次々に浮かび上がります。例えば子供の問題が片付いたと思ったら、直ぐに夫の問題、その問題が片付いたら直ぐに会社の問題のように、問題が途切れることなく襲ってきて気が滅入ってしまう場合もあります。ヒーリングをしている私の個人的な感覚では、主にハートや肩から首筋にかけて、泡のように潜在意識に蓄えられているネガティブなエネルギー=魂レベルのものや過去生、先祖、今生のカルマ=記憶がブクブクと浮かび上がってくる感じです。前回書かせて頂いたときの状況ではにじみ出てくる感じでしたので、スピードアップしている感じがします。
潜在意識に光が当たればあたるほど、自分と他人の境が薄れてきますので、知らず知らずの間に周囲から今まで以上に影響を受けてしまう場合もあります。真我の立場から言えば、他人は存在せず、この世界は夢と同じように自分が投影した宇宙に過ぎませんので、他人の所為にしても何も解決しませんが、上記のような症状が出てきたと感じたら、外に出たくなくなってきても、『この感覚はやばい』と思って気合を入れてパワースポットなのでリフレッシュをするのも一つの方法です。愛の学びが進み、喜びを持って生き始めていたはずなのに、上記のような症状が出た場合も、元に戻ってしまったのではありません。この宇宙は人間に喩えると自分の体に過ぎませんので、今度は宇宙の病気を治しているのだと、または光に変える為の自分の役割だと知って、前向きに捉えて対処して頂けたらと思います。
本題に入りますが、親子の問題で、親が子供への対処に困っている方の相談が増えてきていますので、その件について書かせていただきたいと思います。
以前にも書かせて頂きましたが、魂の色の違いで人類を分類する方法があります。バイオレット・インディゴ・クリスタル・レインボーなどが主に言われています。しかし、魂の色が分かると言われている有名なチャネラーに三回聞くと、三回それぞれ違う色を言われる場合もありますし、またその魂の色の特徴を理由に人を決め付けたり、優越感に浸る場合もございますので、あまり色に固執する必要はないと個人的には思っています。しかし、子供の対処に困っている親たちには、ある程度の知識があることで忍耐力もでますし、ある種の対処もできる為にある意味無駄な労力を使うこともなくなるかと思います。ただし、魂の種類的なものだけではなく、遺伝的なもの、育った環境、家族構成など我々は様々なものに影響を受けていますので、決め付けるのではなく、あくまでも目安として参考にしていただけると幸いです。
クリスタルやレインボーの魂を持った人たちはある意味、愛と調和の世界の住人として生まれていますので、勿論そのような人たちも災難に出会いますし、苦しい状況も環境によっては生じますが、魂の役割的には問題と言うより希望の方が多いと思いますので、ここではあえて取り上げません。
私が本格的にスピリチュアルな学びをはじめた約10年くらい前、「これからインディゴと呼ばれる魂たちが様々な問題を起こしてきます。この魂たちは既存の価値観や仕組みを壊す為の役割を持っており、大切な存在なのですが、今の大人たち(古い世代)との相互理解が取りにくく、理解されないためとても傷つく人があります。この人たちを救うのが貴方達の大きな役割の一つです。」
のようなことを言われました。
先日のニュースで、現在日本では引きこもりが、15歳〜39歳を対象にした調査で約70万人いると報道していました。その世代はちょうどインディゴと呼ばれている世代になります。ただ、実際には純粋なインディゴはほとんど存在せず、他の色がブレンドされていると言われていますので、古い世代に上手く順応する人もたくさん存在します。またアインシュタインのように、早く生まれてきている人たちも数多く存在しますので、年齢も目安として捉えて下さい。
ここでは色で分けるよりも、地球のような物質的な世界で何度も学びを繰り返している魂(※ここでは便宜上古い世代と呼びます)と、地球のような物質的な学び=肉体を持っての学びの場が初めて、もしくは不慣れな魂(※ここでは便宜上新人類と呼びます)と見ていくと、理解が深まるかもしれません。(※真我の立場からいうと、生まれ変わりは存在しませんが、自我を基準にした場合は説明しやすいので。)
古い世代の人々=何度も学びを繰り返している魂は、失敗を繰り返しながら成長していく世代、また伝統や体制を重んじると言われていています。勿論、生まれた国や時代時代によって様々でしょうが、現代の社会はこの世代が作った体制で、結局多くの人たちは幸せになりませんでした。それは失敗と言う意味ではなく、カリ・ユガ(暗黒時代・悪徳・不調和)の時代の宿命で、そのような学びのプロセスということです。
そしてアセンションに向けて新しい魂がやってくることになります。まずは旧体制を古い価値観を壊す役目のいわゆるインディゴと言われる魂です。彼らは物質社会を何度も生まれ変わっている魂とは違い、正確な表現ではありませんが、分かりやすくいえば、高次元の天国のようなところからやってきたと理解すると分かりやすいと思います。
天国では我慢することがありませんし、お互いが理解されないことも尊重されないこともありません。また、高次元では自分がこの宇宙の創造主であることを知っていますし、自分の望むものを瞬時に創造できることも、宇宙の真理も知っています。
それではこのような魂が地球のような多様性の世界に初めて来たとしたら、どうなるでしょうか?
天国では我慢することがありませんでしたので、まず忍耐力がありません。ですので、一生我慢できた世代と違い、いい子でいようとする、親の期待に応えようとして我慢をしている場合は、多くは10代で爆発して切れたり、引きこもったりします。
失敗や不安・怖れ、憎しみなど幸せとは違うエネルギーを初めて経験するため、とても傷つきやすく、失敗や不安、怒られる、大きな声で叱られるなどを非常に恐れます。またはそのようなことに対して、とても暴力的になる場合もあります。
物質社会に不慣れ、もしくは肉体を上手く扱えないため、古い世代の人たちが当たり前にできることが、上手くできない場合があります。例えば掃除のような日常的なことや、仕事の段取りや先を考えて行動する判断力など。後者の場合は彼らはどうしたら良いか分からないだけですので、何度も指示をしてあげると良いです。まれに、何を言っても自分だけに都合の良い、子供じみた言い訳を繰り返す場合もありますが。対処法としては、小さい子供に教えるようにすると良いです。仕事の覚えが非常に悪かったり、不器用だったり、またよくあるパターンですが、何をして良いか分からずただ突っ立っている場合があり、職種や教える立場によっては大変かと思いますが、頭ごなしに駄目出しをしても、本人は何が何だか理解できず混乱するだけですので、忍耐強く愛情を持って接していく必要があります。ただ、子供だと思って見下して説明すると、本来自分が宇宙の中心であることを知っているため、尊厳を傷つけてしまう場合もあります。
これは彼らの特徴で、ある意味脳波の問題でもあります。彼らは後述するように、リラックス時や瞑想状態のときに発するアルファ波やシータ波が常に出ているために起こるともいえます。分かりやすい例をとれば、寝起きに直ぐテキパキと掃除ができないような感じですね。現時点では、この物質社会のある部分に上手く焦点を合わせることができないために起こることです。 しかし、コンピューターやゲームへの対応や開発の能力はとても優れ、若くして成功している人がいるのも事実です。
愛と調和の世界からやってきたため、愛をとても強く求める傾向がある。特に母親には顕著で、スキンシップを強く求めてきます。ここで一つ大きな問題にぶち当たります。古い世代の人たち自身が愛の学びやスキンシップを経験していないため、子供の求めることを与えることができない場合があります。また、時代的に共働きなどで、その愛情を満たすことができない状況でもありました。しかし今多くの親たちが経験していると思いますが、ある年齢になっても母親と一緒に寝たがったり、とても甘えてきたりします。古い世代の人たちも本当は親に対してしたかったことだとは思いますが、それを素直に表現してきます。この場合はたっぷりスキンシップをとることが大切ですが、面白いもので、こっちがハグなどしてテンションが上がってくると、まるで猫のように自分が満足したらどこかへ行ってしまう場合もあります。
また、お母さんが大好きで褒められたいと思っているが、人間として上手く表現をすることができないため、思いと行為のギャップに傷つき、結局親を困らせるような行動をとってしまう場合もあります。
とても飽きっぽい性格を持ち、時間にルーズであることがありますが、ある意味自由に生きているともいえます。飽きっぽい性格は家庭の経済にも影響を及ぼしますので、対処法としては、はじめから高級品を買わないなどがあります。オーラのあるレベルが通常より広がっている場合は、ある出来事や他人の思いなどと同調しやすいので、自分の思いがころころ変わりやすい場合もあります。ラーメン特集をテレビで見ているとラーメンを食べたくなるようなことが、いろいろなことで起こると考えると分かりやすいです。
あることに対してとても意地を張るが、そのことに対してはむしろ気分的な問題で、大したポリシーを持っていないことがあります。ただその瞬間の自分を受け入れてくれることを望んでいる場合が多いです。
自分の思いが瞬時に実現できた世界から来たため、地道にこつこつ努力することより、短絡的な行動をとって結果を求めようとする場合もあります。また、体を動かすことが面倒くさいという思いが強い場合もあります。そうかと思えば、我々が長年努力してやっとたどり着ける領域に、直ぐにたどり着けることもあります。
また、失敗を繰り返して成長するのではなく、答えを知っている世代と言われています。ただ、それを上手く肉体を使って表現できないため、「言うことは一人前やることは半人前」の場合があり、親としては「やることをちゃんとしてから、そういうことは言いなさい」と言いたくなるようなことが日常茶飯事になります。例えば、何人か私の周囲にいるのですが、「俺は神だ」といっているのに、登校拒否をするパターンがあります。我々は地球に私は愛=神であることを学びに来ているので、確かに答えを知っているのですが、それを表現できない典型的なケースです。周囲の人たちは実は本人が一番自分に苛立ちを感じ、傷ついていることを理解してあげる必要があるでしょう。ですので、尊厳を傷つけないように、肉体表現が不慣れなことを理解し、手助けしてあげるのが一つの方法と言われていますが、親の古い価値観を壊すと言う使命も忘れていませんので、親にことごとく反抗してくることもある意味必然です。
このようなことを書きますと、扱いにくく、どうしようもないと思う方もいらっしゃると思いますが、それは肉体的表現の一部的な見方に過ぎません。良くそのような子供に困り果てた親からでる言葉に、「根は悪い子ではないのですが・・・」があります。また、親は自分の育て方が悪かったと思うかもしれませんが、それは個人個人で気づいていくことは大切ですが、ある意味魂の使命、役割の違いが大きいですので、「面白い宇宙人が家に来たな〜」と思って観察しながら生活すると、気持ち的にかなり楽になると思います。また親の価値観を壊す役割と知ったら、自分の価値感が本当に意味あるものか、しっかりと吟味して壊されていくと、もっと楽になると思います。
それでは今度はこの世代の人たちがどれほど素晴らしいかを見ていきましょう。
聖徳太子が10人の話を聞き分けたと言われていますが、今の人たちは、テレビを見ながら、音楽を聴き、勉強し、会話すると言うことは当たり前です。「そんなんじゃあ、集中できないでしょ」と叱るのが旧世代ですね。テレビゲームにのめりこんでいるようで、親の会話の大事なところで口を挟んだりしてきます。究極的な意味では、この世界は夢のようにただ神の無限の創造が続いているだけですので、必要なことがただ起こっています。つまり、個人個人の自由意志の上に世界が進んでいるのではありません。自由意志や努力もある意味神のなせる業です。マトリックスの映画ではそれを設計者のプログラミングと言う表現ですが、それが正しいです。我々は通常瞑想などを通じて、全てに気づいている認識者の立場に向うのですが、ある意味その立場にいるとも言えます。
本質を直感的に見抜く才能があると言われています。一つ例に挙げると、ある霊能者に一家親戚まとめてだまされたときに、その当時中学生の子供だけ「絶対おかしい」と霊能者相手に怒鳴りつけて退散させたこともあります。
通常我々の脳波はベータ波を使っているといわれていますが、彼らはリラックス時のアルファ波と深い瞑想状態や睡眠のときに発するシータ波で機能していると言われています。霊性修行をするプロセスとして、悟りに向けて「目覚めた眠り」=「眠っているときの脳波の状態で、意識がすっきりしている」状態に持っていくために禅や瞑想をするのですが、既にその状態である場合が少なくないのです。それでは、私のところに来た子供たち、親が問題児として扱っている場合がほとんどですが、そのような人が瞑想会やセッションに参加したときに、どのような言葉を発するかを知るのは、とても彼らの素晴らしさを表現しています。
初めて瞑想したときに
「雑念は全くないですね」
「肉体の感覚がなくなりました」
「無になりますね」
ということを言う人が少なくないのです。また、私が言葉をかけても、全く聞こえず、深い瞑想状態に入ったままの人、また何回か瞑想会に参加した高校生で、瞑想のとき、いびきをかいて寝ていたので、親に瞑想の後「いびきかいて寝てたわよ」と指摘されると、「えっ、うそ、俺寝てた。ずっと意識はあったけどな〜。でも今日の瞑想が今までで一番良かったな〜」と答えたケースもあります。ある20代の人は、簡単にサマディーと呼ばれる状態になり、「この感覚どっかで知ってる」などと言ったケースもありました。
瞑想の難しさを知っている方にとっては、驚くべき発言ですね。瞑想は真我実現に至るあくまでも一つのプロセスで、瞑想できる人が既に愛に満ちた人ではありません。ですので、瞑想ができるできないで人の全てを判断するのは間違っていますし、瞑想ができなくても愛に満ち溢れ喜びを持って生きている人たちもいますが、我々が何年かけてやっとたどり着く境地に既に達している、もしくは簡単に達する場合があるのです。つまり、彼らはアセンションに向けて地球がある波動になったときには、すんなり同調できるということです。よく大人が最近の若者の現在と将来を憂いていますが、そのような立場から言うと、アセンションということに対しては私のあくまでも個人的な感覚では全く逆で、このような若者を通じて神はいつでもフルパワーで働けるけれど、我々古い世代を導くために待ってくれているといった方が正しいような気がします。真実は今という瞬間に最高のことが行われていて、憂うことも、早いも遅いも何もなく、個人も存在しないのですが。
そうはいっても、70万人以上の引きこもりが示すように、多くの新しい魂たちが現在の地球の枠組みの中で苦しんでいることも事実です。ただ彼らの使命は古い価値観・システムを壊すことですので、視点を変えれば、引きこもることで年金や税制のシステムの変換が余儀なくされているとも言えます。しかし、諸刃の剣ですが、短絡的に結果を求めてしまうように、自殺やリストカット、薬物に向う人がいることも事実ですので、彼らをどのように救っていくかは、大切な問題です。結局誰がありのままを受け入れて愛するかというところに行き着くと思います。まず家族が、家族で上手く行かない場合は恋人や友人によってチャンスは訪れると思いますが、子供が若ければ若いほど家族の理解が必要になってきます。引きこもる理由に「家族に相談しても役に立たなかった」の項目が目立ったそうですので、自分が幸せに満ち溢れていない場合は、意識を変える必要がありますので、自分の価値観はひとまず脇へおき、上記のことを参考にしながら、コミュニケーションをとってみるのも一つの方法です。
ここで最近起こる現象として、今まで地道に霊性修行をしてきた古い世代の人たちが、若者たちが簡単に到達するのを見て嫉妬してしまうことです。大雑把にくくれば、人間としてはそつなくこなすが、霊性修行には時間が掛かる人と、霊性修行はそつなくこなすが、旧世代が当たり前と思っている人間の営みをするのが苦手な人がいるのであって、どちらが優れているとか劣っているとかの問題ではなく、それぞれが役割を担っているのであり、究極的にはすべが自分の投影した自分自身の分身に過ぎないということを理解する必要があると思います。
また古い世代の人たちが霊性修行の末、悟りの手前のある段階に達すると、それは長い道のりであり、ごく限られ人しか達することができないために、「自分は特別だ」とか「私は優れている」のような自我が助長され、その慢心さゆえに今までの苦労を台無しにしてしまう人が少なくなかったのですが、彼らは自分の達している段階が普通であり、凄いことであるという意識がない場合が多いため、その意識が集合意識に働きかけ、既存のエネルギーをぶち壊すのにはとても大きい貢献をしていることにもなり、そのお陰で我々の真我にいたる道のりは、古い世代も新しい世代も関係なく、益々容易にそしてスピードアップしていますので、この千載一遇のチャンスをものにして頂けたらと思います。
また、スポーツや芸術・芸能の世界では若くして素晴らしい能力を発揮する人が増えています。時にはあまりにも自分の世界を持ちすぎて周囲との和を乱すかもしれませんが、その圧倒的な能力は驚きを隠せませんね。
逆に新人類の人たちがこういうことを知ると、それを言い訳にしてしまう場合があります。「俺、インディゴだし、掃除とかそういうこと元々できないから」とか、「俺は社会の仕組みを壊すために引きこもっているから」のように。新人類の人たちは、肉体を持って学ぶことを、全てを愛に変えることができる地球を選んできていますので、自分が地球のような物質社会には不慣れなため、その部分においては先人たちから学ぶ必要があると思うと同時に、本来失敗や間違った選択などは存在しないこと、幸せになる充分な時間と助けが地球にはあることを知って頂けたらと思います。