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このひふみ便りで、何度か自己ヒーリングの仕方をお伝えしています。私たちは火傷をしたら氷で冷やしますし、胃の調子が悪かったら梅干を食べたり、風邪を引いたら体を暖めたりします。それと同じように、オーラに関してもある意味肉体の延長ですから、自分で対処して軽減することが可能です。アセンション(次元上昇)が起こるのであれば、物質領域以外との意識的な関わりが日常になっていきますので、当たり前のように自分のオーラを処置できるようになると良いと思います。
神社で行うお祓いも同じことです。たとえば、骨折する前には既にオーラに損傷が見られる場合があると言われています。あたかも不注意で転んだ、もしくはある人が不注意に車で飛び出してきてぶつかったことにより骨折したと思ってしまいますが、オーラの損傷を現象化するために、相手がいる場合はその人は役割りとして、そのような状況を自ら作ったということになります。しかし骨折してしまった場合には、治るのに時間がかかってしまいます。そこで現象化する前に、神社ではお祓いをすることによって、事故・病気・災難を未然に防ぐ、もしくは最小限に抑えることをしています。ただし、事故によって閉じている遺伝子を開いたり、病気によってエゴを打ち砕く場合もございますので、全てが防げるわけではありません。どちらにせよ、必要なことが最高のタイミングで行われていますので、『全てを感謝を持って受け入れる』という姿勢が必要です。
スピリチュアルな学びをしている人たちに時々見られることですが、エネルギーレベルで対処すればそれで良いと思ってしまう場合があります。とくに現実問題に嫌気が差し、スピリチュアルに救いを求めたりしますと、スピリチュアルの素晴らしさや楽しさに魅了され、そちらに多くの時間を割くようになり、家庭や仕事などの現実問題を等閑にしてしまう場合もあります。
本来はすべての人が神であり、すべてのものが神の現れであるので、日常のあらゆる瞬間瞬間が学びの場であり、ある意味神事であるのですが、スピリチュアルな世界と現実問題が分離し、スピリチュアルな学びもしくは行いを上位においてしまいますと、現実問題を後回しにしてしまう場合があります。特に子供が幼く、親のぬくもりが必要な場合、天使にお祈りをしたり、ヒーリングを頼んだりすることも勿論無意味ではありませんが、ほとんどの場合、人のぬくもり以上のものは与えられません。優しく微笑んで目を見つめる、膝の上にのせてあげる、ギュッと抱きしめてあげる、「よしよし」と頭を撫でてあげるなど、どうしても愛情を伴った人のぬくもりが必要です。このぬくもりがないと、後々大きくなってからそれを何かしらの形で埋めなくてはなりませんが、その埋め合わせは数倍以上の労力がかかる場合がほとんどだと思います。
大切なのは、この肉体を通じて愛情を表現するということです。聖者マハルシは始め沈黙の聖者と言われて語ることはほとんどしませんでしたが、それでは人を救えないことが分かり会話を通じての導きを始めます。聖者アンマも神と一つとなった状態だけでは人を救えないと理解し、一人ひとりを抱きしめるという手段をとり始めます。
肉体を頂いている意味を理解し、バランスの良い学びを進めて行って頂きたいと思います。