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2012年まであと3年になりました。その為、最近は『2012年はどうなるのでしょうか?』のような質問を多く受けます。全ては一つという領域=真我の境地から言えば、アセンションしている者もしていない者も、アセンションできる者もできない者もなく、2012年という時間の問題も存在していません。愛=神=真我という普遍のものがただ在るだけです。
本やインターネットなどで様々なアセンションに関する情報があると思いますが、実際にこの世の中は次元が違うだけで、夢と同じです。例えば、数人が一緒の部屋に寝ていて、それぞれが夢を見たとします。そのそれぞれの夢が全く共通点がないように、実際にはこの現実も、あたかも共通の世界に生きているように思いますが、それぞれの現実を創造し体験しています。全ての人がそれぞれの宇宙の創造主ということです。つまりアセンションの情報はその人の宇宙の真実としては正しいけれど、全ての人にとって正しいかは別問題という場合が出てきます。
一つ例を挙げれば、自分もしくは自分たちのグループを、ある時期にUFOが救いに来ると思っている方がいらっしゃいますが、この思想は自分と他人という明確な分離がある3次元的なものです。ある時期本当にUFOが来てくれるという現実を創造するかもしれませんが、その方々の意識が全ては一つであるという真実に気づかず分離感に染まっている以上、UFOが何処に導いたとしても3次元的な世界から逃れることは出来ません。様々な本に書かれているように、この地球でアセンション出来ない魂たちは、別の3次元の惑星で学びをすることになると言われていることと同じですね。
勿論素晴らしい情報もたくさんありますので、見極めが難しいと思います。基本的には、恐れと不安、選民思想的なものはアセンションとは相容れないものですので、愛を基準に進んで行って頂けたらと思います。
また結局アセンションの情報をどれほど得ても、問題は今をどのように生きるかということです。2012年が気になるのはある意味将来に対する不安からか、もしくは好奇心であり、それは自我=マインドの働きです。この自我の問題を解決すれば、全てが解決すると聖者は教えています。
アポロン神殿にはこう刻まれています。(※これはあるテレビドラマの中に出てきた言葉で、ネットで調べても、全文が記されているものは見つかりませんでした。しかしこの言葉は真理を語っています。)
『汝自身を知れ。そうすれば、神と宇宙の謎を知る』
ビックバン、宇宙、進化論は、自我にとっての一つの説明に過ぎず、究極の真実では在りません。真実は真我の光がマインドというフイルムを通して個人としての私と宇宙を同時に創造していきます。その証拠に深い眠りの中では(マインドの働きが静まっている時)は不安と恐れがないばかりか、世界すらもありません。こういうことを書くと、寝ている時も世界は存在していると主張したくなると思いますが、そのように主張しているのは、目覚めた時の世界を認識しているマインドです。
そして寝ている時はとっても幸せですね。それはマインドが働かないために、真我=愛に満たされているからです。目覚めている時は自我が働くため、通常は欲望を満たすことによって満足を得ようとしますが、実際にはこの欲望がなく、不安や悩みのない眠りの状態の方が幸せです。つまり、自我=マインド=心が静まれば幸せになれるということです。そこで世界中で時を越えて、このマインドを静める方法・自我を無くす方法が数たくさん存在します。
自我のレベルから見れば、2012年(一つの通過点)に向けて様々な変化が起こります。自我のレベルではこの変化に翻弄されて大変だと思います。しかし、真我から見れば最高のことが常に行われていることを知ります。そして、この苦しみを救い、平安へと導く素晴らしい人たちが今はたくさんいます。とても恵まれた時代に生きていることを知って頂きたいと思います。そして、実際には今ですら普遍の愛で満ちていますが、愛に満ちた素晴らしい宇宙を創造していって頂きたいと思います。