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ダライラマ法王は『空を理解する智恵』の説明の中で、次のように語っています。
「私たちのからだは、仏陀のもっているような清らかな体ではありません。無明と煩悩に侵されて間違った行いをし、その行為の結果として得たからだなので、それは因の本質からして汚れた種類のからだでしかないのです。さらに私たちの生の始まりは、父母の精子と卵子の結合によって生じた小さな細胞が実質的な因となっているのですから、そのような不浄なからだを・・・・・」
通常我々は赤ちゃんが生まれると、純真無垢で穢れなきというイメージを抱きますが、チベット仏教では生まれてくること自体が無明と煩悩の結果であるから、本質からして穢れた体であると説いています。ただし、あくまでも体であって、我々の本質は神=愛=真我そのものであり穢れていません。
それでは日本の教えはどう見ているのでしょうか?
私が学んできた伯家神道も実はチベットと同じです。具体的に、男女の欲望(セックス)が原因で肉体ができるから、その本質からして穢れた体であると説きます。そこで、その欲望からの結びつきを断ち切り、改めて神との結びつきを行うことが、神道の奥義であり、通過儀礼となります。宮中に祀られている八神殿の神は実はそのことに関係しています。
またダライラマ法王はそのあとにこう言っています。
「仏陀のからだとなるべき特別の因を作り出さなければなりません。・・・その為には修行を積まなくてはなりません。」
ですから、チベットも日本も導き方の違いこそあれ、本質的には同じことを説き、行っているものと思います。ただ、このような行を受けなくてはならないと言うわけではありません。あくまでも、学びの体系の一つです。真我探求という学びからしてみれば、肉体はマインドの反映ですから、マインドを正せば、もしくは神の中に溶けいらせれば解決します。
本題に入りますが、アセンションが起こるとするならば、ある時から穢れはなくならなければなりません。ですからこのサイトを御覧になっている方々はアセンションに向けて準備をしていると思います。しかし今生まれてきている子供達は、ある意味無条件でアセンションできなくてはなりません。つまり、目覚めていないからなどという理由でアセンションできないとするならば、子供達はノーチャンスということになってしまいます。
つまり今生まれてきている子供達は既に天国の住人であるはずです。その天国の住人にとって、肉体を持つ時に生じる穢れはとてもストレスの掛かるものである場合があります。ですから、不妊治療などによって、セックスの結びつきでない肉体が必要な子供達が存在します。勿論医学的に食生活、ストレス、環境など様々な問題も無視できないとは思いますので、決め付けるのではなく、広い視野を持って頂きたいと思います。
もう一つ注意しなくてはいけないことは、そういった子供達が優れているとか、進んでいるとか思うことです。全ては神の現れであり、役割があり、そして最高のタイミングで最善のことしか起こっていません。真我=全ては一つという領域から見たら、生まれるものは何もなく、死ぬものも何もありません。私以外の他者は存在せず、個人と言う意味での私も存在していないと言うのが、聖なる叡智です。
また、子供の誕生にはセックス時のお互いの波動がとても大切になります。つまり創造のエネルギーの原因を変えることによって結果が変わる場合があります。お互いを尊重して愛し合うと言うことですね。純粋なものを食べて体を浄化し、意識を変えることによってマインドを浄化し、感情を穏やかにすることも大いに役立つでしょう。結局のところ、自分を救うことによって、全ては整うと言うことですね。そして全ての結果を神に委ねましょう。
今の世界を見渡して見れば分かりますが、新しい社会へ移行するには創造と破壊が必要です。場合によってはとても苦痛を生みますが、何事も上手くバランスを取って乗り切って頂けたらと思います。