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導師(グル)

 最近、朝日や夕日の色彩の美しさ、そして、あたかも天使の羽のような雲の軽やかさ等、自然の輝きを感じる機会が増えてきました。このことは、地球が美しく輝き始めている証だと思います。今地球にいる人たちは、宇宙の一大イベントでもある地球のアセンションという素晴らしい機会に、肉体を持って学ぶことができるということに、いずれ心から感謝できる時が来ることと思われます。

 しかしアセンションというものが、三次元から五次元への移行であるならば、愛の輝きのないものは存在できないことになります。そこで我々は、今までの不調和な意識から脱却する必要がありますが、このことは並大抵のことではありません。ですから今というこの時に、地球に数多くのマスター・世界大使・アヴァターと言われている、地球での学びは既に終えて、本来は地球に生まれる必要のない偉大なる魂たちが、奉仕の為に、人類を導く為に、この地球にやって来ていると言われています。モーゼやイエス、メルキゼティックは既に肉体を持ってこの地上を歩いていると聞いたことがあります。勿論日本の神様も肉体を持って地球を守っていることでしょう。

 だからと言って、これらのマスターたちに任せていれば良いというのではありません。アセンションとは我々一人一人が神に目覚めること、マスターになることです。偉大なるマスターたちは、我々をマスターにすべく導き、環境を整えていくでしょう。

 そこで、スピリチュアルに目覚め、マスターを目指す人たちは本物の導師(グル)に出会うということが、とても大切なことになってきます。今や世界中から様々な教えが入ってきています。特に日本は、世界を統合する為の大切なお役目がありますから、これらの学びをしていく必要があると思われますが、一切の現象は我々の心・意識が土台になっていること、答えは我々の内にあることをしっかりと認識する必要があります。我々はサイババやアマチ、ダライラマのような偉大なマスターを見ることができるのですから、我々の内にしっかりと普遍意識・純粋意識・仏性・キリスト意識が備わっていることになります。この内なる普遍意識に気づく為には、外界の現象が必要であるということです。そして普遍意識に導く者として、導師がいます。

 また、普遍意識に導かれるには、導師に対して絶対的な信頼が必要です。導師に絶対的な信頼を寄せることは、オカルト宗教のイメージ持っている人にはマイナスに映るかもしれませんが、オカルト的な絶対服従を意味するのではなく、導師によって内なる神聖さが輝き始めるのです。共振作用が起こるのです。ですから仏教では始めに、仏法僧に帰依します。特にゾクチェンのような最奥の教えでは、導師に帰依します。ここで、ダライラマ法王の言葉を見てみましょう。
『私たちの伝統において師の役割をきわめて重視するのは、十分に覚醒していて資格のある真正の師の存在が決定的に重要だからです。』(※『真正の師』とは、もはや修行する必要のない僧侶か、修行が必要であっても、既に相当の覚醒レベルに達した僧侶)
 そして、師に対して弟子がしっかりと吟味することの重要性も説いています。

 また、偉大なマスターが全て自分の導師になり得るというわけではないようですので、自分の師を見つけていくことも大切な学びです。このようなことを書くと、俗世間を捨てて導師と共にいなくてはならないと言うような、飛躍した考えを持つ方もいらっしゃるでしょうが、今の時代は時間の密度が明らかに違いますし(以前ほど学びの時間を要しない)、時代が要求しているものも違います。自分にあった学びを見つけていって欲しいと思います。そして今の時代の恩寵ですが、偉大なマスターが惜しみなく我々に素晴らしい教えを授ける場合があります。しっかりとものにして行きたいですね。

 11月にダライラマ法王が広島の宮島で、日本で初めての灌頂(イニシエーション)を授けます。魂が求める人は、足を運んでみては如何でしょう?両界曼荼羅伝授大法会〔日本初の密教伝授〕