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立て直し

 アセンション(次元上昇)という言葉をスピリチュアルな世界では良く使いますが、日本には以前より『三千世界の立て直し』という言葉があります。これは、出口王仁三郎や岡本天明という今で言う所のチャネラーたちが唱えていた言葉です。そしてこの立て直しに大きく関わっている神が地球主宰神と言われている国常立尊(くにとこたちのみこと)です。古事記においては地球に関わる最初の神として登場し、日本書紀においては創造神的に扱われています。この神が封印された事により、世の中は更に乱れたと言われ、またこの国常立尊が再び世の中に現れた時、世の立て直しは起こるとも言われています。

 そして、須佐之男(すさのお)・饒速日(にぎはやひ)・大国主(おおくにぬし)がよく知られていますが、出雲の神々がいます。こちらも鬼退治や蝦夷征伐という偽りの正義によって、出雲の神々にまつわる末裔たちは完膚なきまでに叩きのめされ、彼らの聖地はことごとく封印の憂き目に会いました。

 しかし今や、国常立尊や出雲の神々が目覚めつつあります。まだ様々な封印があり解いていく必要があると言われていますが、これらの偉大な神々が目覚め、日向の神々と美しく調和して行った時、事態は急激に変化すると思われます。もっと率直な表現をすれば、一気に片をつけるでしょう。おそらく、出口王仁三郎や岡本天明に御神託が降りた時には、世界大戦の後、立て直しをするという神の計画があったのかもしれません。しかし、そのときやれば人類がほとんど生き残れないことを知り、計画を練り直し今に至ったと思います。一人でも多くの人たちを残したいという神の大いなる愛と、延ばし過ぎると地球自体が傷ついてしまうという思いの狭間で、神々も大変だと思います。

 また、国常立尊・国底立尊・須佐之男・艮の金神(うしとらのこんじん)は大きく捉えると同じ神になると言われています。日本人は高次元の働きを神様の名でお呼びしました。ですからここが大切なところですが、同じ神様でも名前が違えば働きが違います。働きが違えばエネルギーが違います。そこでここからがもっと大切なところですが、この神様の名を使って色々なことができるわけです。神の働きを幾つかに分けてそれぞれを神として祀ったり、神様をすり替えたりです。そこで、ある一部の神社や聖地に行ってそこに祀られている神様をお迎えすると、実はその神様本来の神力が弱められていたり(一種の封印ですね)、その聖地の神ではない神様だったりするわけです。また最近、神社に神様がいないという方が増えてきていますが、神様の働き方も変化してきたようです。分かりやすく一つの例を挙げれば、ある湖が御神体の場合、湖にはしっかりと神様がいるが、湖に面した祠にはいないという意味です。また、アセンションとは神を拝む時代から我々一人一人が神になる時代への移行とも言えるでしょう。ですからライトワーカーと呼ばれる者たち・志す者たちは、その場の状況が分かる方々は良いのですが、そうでない場合は闇雲に祀られている神を拝んだり呼んだりしないことが大切です。もし聖地に行って神様をお迎えする時には、『この地に関わる神々よ』とか『これからの地球に必要な神々よ』の様に唱えて、人間側からしてみたらある意味曖昧ですが、そうすることで神様が最大限に働くことができる状況を人間が提供することが必要だと思います。(※但し、神社の祈願等、神主が神様をお迎えする時は、しっかりと我々の為に必要な神様が来ることはご理解して頂きたいと思います。)

 最後に国常立尊の聖地を一つご紹介します。京都の亀岡にある出雲大神宮の御神体山(御蔭山)です。京都と言えばサナトクマラで有名な鞍馬山がありますが、ぜひこちらも一緒に訪れて頂きたい場所です。御蔭山の写真はこちらからどうぞ。