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家や土地のお祓い

 私の周囲では、ゴールデンウイーク明けくらいから体調を崩している方、気持ちが晴れない方が増えています。2012年5月の金環日食で大きな浄化を経験した人が多かったのですが、今年の5月10日の新月も、去年ほど大々的にはニュースでも流されませんでしたが、オーストラリアで金環日食がありました。出雲大社の遷宮などもその日はありましたし、エネルギー的な変化があった影響があるかもしれません。この後も25日の満月のウエサク祭や6月の夏至と続いていきますので、エネルギー的な影響を受けやすい方は、日頃のケアをしっかりと心がけて頂きたいと思います。

 適度な運動、腹式呼吸、瞑想、飲み水や食事に気を付ける(暴飲暴食を避ける)、(pm2.5には注意が必要ですが)適度な日光浴や月光浴、運動をしている方は良いですが、そうでない場合は大声を出す(美木 良介さんのロングブレスもとても効果的です)など、個人でできることもたくさんあります。ダイエットなどのように、何をするかよりは継続していくことが大切ですので、うまく乗り切っていただきたいと思います。


 本題に入りますが、家や土地のお祓いについての相談が時々ありますので、少しでも参考になればと思い、書いておきます。ただし、そういうことで相談する人がいないとか、気になっている場合は参考にしていただき、気になっていない方は、そこに無理に意識を向ける必要はありませんので、そんなこともあるかもな〜、程度で軽く聞き流していただければ幸いです。


 日本には土地神様や産土様という言葉があるように、その土地の神様(大地のエネルギー)との関係をとても大切にしていた時代がありました。車好きな人は、車の手入れや掃除をするのを楽しんでやり、そのために何年経っても新車のように車が輝いているのを見る場合がありますが、そのように、土地神に感謝を捧げ、手入れをしているとその土地も輝いていきます。そしてそこでできた食べ物を頂くことによって、土地神のエネルギーを取り入れ、大地・神=食べ物=人という循環ができていきます。土地だけではなく、風土、環境、歴史など様々な要因がありますが、土地とそこに集まる人々には違いが出てきます。東京で喩えますと、銀座と新橋では隣の駅ですけど雰囲気が全く違い、人によってはテンションまでも変わってきますね。


 かつて、上記のようなことを知っていた人たちの中には、それを悪用するものが出てきます。つまり、土地のエネルギーを止めたり、乱したり、支配者たちの馴染みのエネルギーに変えていく場合がそうです。

 そうは言っても、10年ほど前はまだ地球のエネルギーの上昇は今とは比べ物にならないくらい低くく、いいエネルギーの土地とそうでないところの温度差が現在ほど顕著ではありませんでした。しかし、今は地球の波動上昇により違いが分かりやすくなりました。逆に、聖地のパワーアップとエネルギーの広がりにより、聖地と周囲との温度差が薄れて、聖地でのエネルギー的な凄さや感動も薄れてきている場所も出てきています。


 家や土地のお祓いを頼まれて伺った時に、私の経験上、その家と土地だけに問題があるというケースは、ないわけではありませんが、ほとんどありません。例えば水脈が乱れていると、エネルギー的には周囲にも必ず影響がありますし、実は自分の家や土地以外の影響により居心地が悪いという場合があります。ある道を隔てて、こっち側と向こう側で全く違うエネルギーであることすらあります。

 また、その土地で起こった出来事の影響もうけます。戦争などで多くの人たちが亡くなっていたり、多くの人たちが何かしらの理由でとても苦しんだり悲しんだりした場合などがそうです。しかし、有名な戦場あとのようなところは、いろんな方の働きにより既に綺麗になり、観光地になっている場合が多いのですが、むしろ問題があるのは、地元の人しか知らないような所です。一つ例を挙げれば、○○時代の頃、たくさんの人があの山に埋められた、というような都市伝説的な場所などがそうですね。

 ですので、家や土地のお祓いを頼まれても、行ってみたらお祓いをする必要がない場合もありますので、家や土地のお祓いが必要かもしれないという、あくまでも大まかな目安を書いておきます。ただし、土地だけが問題ではない場合もありますので、下記のことが当てはまるからと言って、必ずしも必要とはなりません。


・閉じ込めるような、重苦しい感じがする。その場合色彩がくすんで見えたりします。
・病気がちの人が多く、空き家が多い。(過疎化の場合は違います)
・周囲と比べて心の病の人がとても多い
・何となく気味が悪く、霊感のない人も何かしらの霊を見る

などがそうです。

 また、お祓いが上手くいっているかどうかという判断ですが、通常はエネルギーレベルでの浄化がある程度できている場合は、実際に見える景色が変わります。色彩だったり、膜が取り除かれたような感覚があります。

 これはパワーストンなどもそうですが、浄化をしないでずっと身につけていると、輝きがなくなってくる場合があります。そこでしっかりと浄化をすると、キラキラ輝いてくるのですが、そのことと同じです。

 家のお祓いでも、水晶などのようなものに波動を転写したり、ある器具を使うやり方がありますが、今は地球のエネルギーの変化が激しいために、定期的にその時の地球の変化に合わせることが必要になるかと思います。数か月前のものですら、今では時代遅れになる場合がありますし、逆に足かせになる場合すらあります。そこで、そのようなもので何かしていて今現在心地よさを感じない場合は、一度取り除いてみて様子を見ることも一つの手です。

 土地のお祓いは、先祖供養もそうですが、大事なことではありますが、あまりこだわり過ぎるときりがありませんし、すべてその所為にしてしまうことも行き過ぎた考え方になってしまいます。最終的には自分の学び・カルマがそこにあって、必要なことが起こっているという意識を持ち、愛によって救うことができることを知ってください。お祓いという言葉を使っていますが、実際には愛でもって変容していくのです。はじめは助けが必要かもしれませんが、その愛とは自分の本当の姿と知るプロセスが、霊性修行になります。