３月は強烈な浄化を経験した方も多いと思います。これからも何度もこのような激しい浄化を経験していくものと思われますので、常日頃から心と体のケアを心がけて行って頂きたいと思います。以前のひふみ便りでも書きましたが、今は過去世や幼少の傷、感情の抑圧等の穢れを短い期間で浄化するプロセスにいます。これはアセンションを目指す我々にとって、とてもありがたいことです。何故なら、失恋一つとっても、絶望のどん底に叩き落される場合もありますし、日頃の人間関係だけでも、上手く行ってない人には、毎日が苦痛そのものになります。しかし今はこれらの辛さが一度に押し寄せてくる場合があります。ありがたいことに、人間は『苦痛・絶望×１００倍』で感じません。感じるのは、『とても辛い、苦しい』という思いです。ですから、浄化のプロセスだと理解できれば、『穢れよ、もっと出ろ〜、もっと出ろ〜』というスタンスがある意味必要です。

　また、体調を崩す場合も出てくるでしょう。今の浄化のプロセスでは、お医者さんに行っても原因不明といわれる場合があるかもしれません。時として人は、浄化を一度に進めようとする時に、熱で穢れを焼き尽くすというプロセスを取る場合があります。遠赤外線が出る囲炉裏や焚き火にあたって、焼く作業を手助けすることはとても効果的です。現実には難しいでしょうから、その場合は『ハイア-セルフよ、今から火の瞑想を行います。今の私に不要な穢れを焼くのを手伝ってください。』
とお願いしてから、自分の体（全細胞）を火で包んで焼くイメージを持って瞑想することは役に立つと思います。また、焼いたままでなく、次に美しい水（滝、海、川、湧き水、何でもよろしいです）で体（全細胞）を満たす水の瞑想も、同じようにハイア-セルフに頼んで行うと、更に効果があるかもしれません。

　アセンションは五次元への移行ですが、これは一つの見方です。見方を変えるとハイア-セルフが肉体に下降してくるディセンションです。ですから、ハイア-セルフを肉体にお迎えする為に、肉体の浄化をしっかりと心がけて頂きたいと思います。浄化ですから、プレッシャーや罪悪感、焦りなどは逆効果になります。自分のできることから、そして自分に優しく忍耐強く、自分のペースで進めてください。

　また大切なのは、社会や人間関係を通じて、感情も浄化（気付き、学び）をしています。例えば、ある人が不注意で重い物を落として、ある人の足を怪我させたとします。これは怪我をした人の方に、ある種の現象化が必要なエネルギーを有していて、それを現象化させる為にその人の足に重い物を落とすという、役目を背負っただけです。勿論落として怪我させた人には、その人自身としての学びがありますが。
　感情も同じです。イライラさせる人、批判したくなる人、無視したくなる人も皆そうです。我々の内に学びとして、又は浄化する必要な、ある種のエネルギーがあるが故に、それに気づかせてくれる神様の使いです。大切な役割です。ですから他人を非難することは、折角の学び、浄化の機会を失ってしまうし、何度でも同じ状況を引き寄せてしまいます。

　そこで、例えばイライラした時、怒りが込み上げてきた時、人の所為にしないで自分の内に向かい、『この怒りのエネルギーは何処からやってくるのか？』と探求することが役に立ちます。軽く目を閉じ、全身で風を感じるように感覚を研ぎ澄ますと、エネルギーに敏感な人は、体の内からジワーっとそのエネルギーが湧き上がってくるのが分かるでしょう。又は体のある場所が違和感を覚えたり、痛みが走ったりします。
　すると、イライラしていたはずなのに、そのエネルギーが現れて消えていくのを感じた時には、まるで泥だらけの顔を洗って綺麗になったような爽快感すら感じるようになります。

　また、お金がない時に、『私にはお金がたくさんある』のような言葉で、つまり現実を偽りで蓋をしてしまうのでは、効果がないわけではありませんが、根本的な解決にはなりません。その時は、『この不安は何処からやってくるのか』と自分の内へ先ず向かいましょう。

　時として、エネルギーがうまく抜けきらず、違和感や痛みが取れない場合があるかもしれません。その時はハイア-セルフに頼んで、祓い清めてもらいましょう。勿論神やマスター、天使でも構いません。ちなみに私は車の中で、『とほかみえみため』と大声を出して解決する場合があります。

　原因を自分の内に探ってください。コツが掴めてくると、感情をエネルギーの流れとして感じることが出来るようになります。私も学びの過程にいますから、上手くできる時とそうでない時があります。上手くできなくても諦めないで下さい。必ずできるようになります。何故なら、できる原因が内にあるから、このページを見ているのですから。そして多くの人ができるようになったとき、集合意識に反映されますから、より多くの人たちが容易にこのプロセスを通り抜けることができます。