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ゲート

 私の周囲では、去年の12月頃から体調が悪い方が多くいます。それは今も続いていて、頭がずっと重かったり、体の中でジリジリ焼けるような感覚があったり、心臓に違和感があったり、胃腸の調子が悪かったりと、色んな症状が出てきていますまし、良くなったと思っても直ぐに悪くなってしまったりもします。エネルギー的にみると、かなり根深いカルマのエネルギーの塊が浮き上がって来ている感じがします。特に頭部に出てくると、自律神経に影響を与える場合がありますので、良い睡眠がとれない、鬱っぽいなどの症状も出てきます。ヒーリングをしていましても、このエネルギーは抜けにくいですし、量もありますので、時間がとてもかかってしまう方がいらっしゃいます。思い当たる方はエネルギーレベルの対処を細目にして、あまりにも長引く場合は、念のため病院の検査もして頂いた方が安心できるかと思います。

 コロナウイルスだけでなく、アメリカでもインフルエンザが大流行しています。カルマの清算は、基本的には事故、病気、災難で行われます。多くの方は風邪やインフルエンザなどで小出しに浄化していきますが、それだけでは難しい流れになってきているのかもしれません。食事、運動、身口意(行為、言葉、思い)に注意して心と体、オーラのメンテナンスを進めて頂きたいと思います。

 私のような視点で世の中を見ると、天皇陛下が変わってから(特に大嘗祭後)の世の中の変化がここまで急に進むのか、という思いです。以前も書きましたが、中国共産党のやりかたはアセンションが進むにつれて地球に残れなくなります。私は香港の延長線上のような形で終わるのかなと漠然と思っていましたが、ウイルスによって終焉が加速するかもしれないという展開は予想だにしませんでした。「そう来たか〜」という感じです。

 世界の至るところで嫌われ者になっている中国ですが、そのエネルギーが現象化した感じですね。最後の最後で何をしてくるかまだ分からないところはありますが、一説には3700〜9900兆円もの不良債権があると言われていますので、世界への影響は大きいことが予想されます。加えて政治家や官僚など国益を考えない親中派の人たちがどうなるのか、ですね。しかし、見方を変えれば色んな事が大きく変わるチャンスでもあります。


 本題に入りますが、最近「ゲート」について質問が少なくないので、私の考えを書きたいと思います。アセンションのゲートが何時何時に閉じるというようなことに対する質問ですね。私はスピリチュアル系のネットや本を今はほとんど見ませんので知りませんでしたが、もし私がその説を唱えている人に直接言われたら、「それはあなたの世界の問題で、私の世界には一切関係ないです」と言います。それぞれの世界(宇宙)でそれぞれの学びが存在します。それを信じている方はそのような現実をみるか、そうではないという方向転換を強いられるような現実に出くわすかだと思いますので、その意見自体は否定しません。

 私はこのサイトでアセンションのことを語ってはいますが、今の地球でも充分に美しいと感じています。しかし何が起こるのか、そのドラマを見てみたいとは思います。野球で喩えると、「大谷翔平という才能が、どこまで行くか見てみたい」的な感じです。大谷翔平だけだと思ったら、佐々木朗希という、これまたとんでもない才能が出てきたように、今までの基準では考えられないことのオンパレードです。おそらく様々な分野でそうだと思います。そんな新しい地球の住人であろう多くの若者の才能と生き方を、見て楽しみたいと思っています。

 あくまでも私の考えでは、つまり私の宇宙ではということですが、ゲート云々ではなく、既にアセンションの種はたくさん撒かれ、すくすくと育っているのを感じています。勿論古い地球の借金も返さないといけませんので、新しい地球への創造と古い地球の破壊が両方起こっていることを見ていますし、許しの学びの為には許せない人が存在しなくてはいけないように、我々のマインドに不安や恐れがある間は両方なくてはいけません。つまり、ゲート閉じるのか?ゲートをくぐれる側にいれるのか?という不安を抱いている以上、ゲートをくぐるかくぐらないの問題ではなく、必ず不安のある世界が目の前にあるということになります。

 しかし、多くの人の誤解は不安のようなネガティブな心を否定することです。心はある出来事やエネルギーに反応します。その反応自体を否定すると、自分が未熟という思いが生まれてしまいます。私もレストランで不味い料理が出てきたら「不味っ!」って思いますし、車で危ない割込みがあった時には「何やってんだ!危ねえな〜!」と普通に思います。これは単なる心の反応です。この心の反応を否定することは不可能なことを目標にしています。その心の反応の後、ずっとイライラしないこと、心の反応に思考が巻き込まれないことが大事なことになります。

 ゲートが閉じるということを言っている人たちの中には、おそらくですが、ゲートが閉じたという時期の後、何かしらの理由で「神の恩寵により再びゲートが開きました」のようなことを言う人も出てくるのかと思います。「我々のワークのお蔭で再びゲートが開き、多くの人たちに救済の道ができました」なんて言うのものなら、もう説教もんで目も当てられないのですが。

 真我とは何かを理解しているものは、山の頂上から360度麓を見ることになります。頂上に至る道は無限にあり、一つの道(この場合はゲート)しかないということはあり得ません。山の上からは無数の登山道が見えますが、麓から頂上を目指している人には、今歩いている道しか見えないことがありますね。私が完全に理論破綻していると思うことは、スピリチュアルを学んでいるでしょうから、おそらくワンネス的なことも言っているのに、ゲートが閉じて分離するという概念です。実際にはそれぞれのマインドが投影している世界に過ぎません。

 真我の立場からは考え方は二つしかありません。真我だけが普遍的な真実で、現象界はそこから現れる無限の夢=幻想です。つまり立ち位置を真我に置くか、夢である現象界に置くかです。通常は後者の立場ですので、この場合は、無限の夢の中からアセンションのゲートがあるという夢を見ている人がいる、と言った方が分かりやすいかと思います。知人に昨日見た夢を熱心に語られても、あまり真に受けませんね。大きな違いはこの今の世界も夢であるということを知らないということです。真我の立場の人は現象界を夢と同じ価値としか見ませんが、夢の中の人たちはその夢が真実として映ります。そこで自分が創造した世界の中で、そのことを知ってどう思うかということは、夢から目覚める為にはとても大切な学びになりますので、大事な学びを提供してくれていることになります。


 私は宇宙の矛盾を地球で全て愛に変えるという壮大なドラマがあると信じています。これすらも私が見ている夢ですが。あらゆる宇宙のエネルギーを地球に集めて開花させることも含まれています。日本の神様(正確には日本に知られている神様)はその為に地球を創りました。ということは、地球自体に大切な秘密があると、あくまでも私は考えています。そこでどうしてもシャーマニズムが必要になるわけです。

 真我を知るものは、この現象界は真我を土台にした無限の創造であることを理解しますので、神にすべてを委ねることを知ります。聖者マハルシが「神の所為にしなさい」ということを言いますが、その通りです。ポジティブに言い換えれば、「神を信頼しなさい」ということですね。個人的には「日本の神様のポテンシャルなめんなよ」と言いたいのですが・・・。

 それぞれがこの壮大なドラマの大切な一つの役割ですので、その役割をただするだけになります。ユダはイエスを裏切るという役割をすることで、イエスの役割が成就しました。ユダを批判することは無意味だということです。全てを役割として見て、神としての自分が創造したドラマを認識者として見る練習を心掛けて頂けたらと思います。

 『もう誰かのせいにするのはやめにしよう!』(ぺこぱ)